NISA貧乏になるな!投資しすぎで生活が苦しくならないための考え方

※本記事はプロモーションを含みます

NISAを始めたほうがいい

できるだけ早くNISAの非課税枠を使い切ったほうがいい

そんな情報をSNSやネットで見かけることが増えましたよね。

 

新しいNISAでは、つみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円

合計で年間360万円まで投資できます。

非課税保有限度額も1,800万円と大きく、長期的な資産形成に活用しやすい制度です。

ただ、ここで注意したいのは、

「NISAを頑張りすぎて、今の生活が苦しくなる」こと。

私はこれを「NISA貧乏」と考えています。

 

NISAは、将来の資産形成を助けてくれる便利な制度です。

でも、NISAのために生活費を削ったり、必要な貯金まで投資に回したりするのは、

本来の目的とは少し違うのではないでしょうか。

この記事では、NISA貧乏にならないために、

  • NISA貧乏とは何か
  • なぜNISAを頑張りすぎてしまうのか
  • どのくらい投資すればいいのか
  • 子育て世帯が優先したいお金
  • NISAと現金のバランス

について考えていきます。

NISA貧乏とは?

まず、「NISA貧乏」という言葉は公的な制度上の用語ではありません。

この記事では、

将来の資産形成を優先するあまり、現在の生活に必要なお金まで投資に回してしまい、家計が苦しくなる状態

をNISA貧乏と表現します。

 

例えば、

「NISAは毎月10万円積み立てたい」

と考えたとします。

ところが、手取り収入から生活費、住宅費、教育費、保険、車の維持費などを支払うと、毎月自由に使えるお金がほとんど残らない。

それでも「NISAは続けなければ」と考えて、貯金を取り崩したり、生活費を節約しすぎたりする。

これでは、資産形成をしているはずなのに、日々の生活が苦しくなってしまいます。

NISAはあくまで資産形成のための手段

NISAを満額使うこと自体が目的になってしまわないように注意したいところです。

NISAは「満額使うこと」が正解ではない

NISAには大きな非課税枠があります。

2024年からの新しいNISAでは、

  • つみたて投資枠:年間120万円
  • 成長投資枠:年間240万円
  • 年間合計:最大360万円
  • 非課税保有限度額:1,800万円

となっています。

非課税保有期間は無期限です。

ただし、これは「毎年360万円投資しましょう」という意味ではありません。

年間360万円はあくまで投資できる上限です。

 

収入や生活費、家族構成、住宅費、教育費、今後のライフイベントなどによって、適切な投資額は人それぞれ違います。

つまり、

「NISAの枠を使い切れるか」よりも「無理なく続けられる金額か」が大切ですよ。

なぜNISA貧乏になってしまうの?

NISA貧乏になりやすい理由はいくつかあります。

考えられる理由はこの3つ

  • 「早く投資したほうがいい」と焦ってしまう
  • SNSの「NISA満額」に影響される
  • 「NISAはお得だから」という理由だけで投資額を増やす

詳しく見ていきましょう。

 

①「早く投資したほうがいい」と焦ってしまう

投資では、長期間運用することが重要だと言われています。

そのため、

「できるだけ早く始めなければ」

「若いうちにたくさん投資したほうがいい」

と考えるのは自然なことです。

実際、長期投資には複利効果が期待できます。

 

しかし、

「長期投資が大切」=「今あるお金をできるだけ投資する」

ではありません。

生活に必要なお金まで投資してしまえば、相場が下落したときに現金が必要になり、

投資を取り崩すことになる可能性があります。

② SNSの「NISA満額」に影響される

SNSを見ると、

「NISA月30万円」

「夫婦でNISA満額」

「最短5年で1,800万円」

といった投稿を見かけることがあります。

 

こうした情報を見ると、

「自分ももっと投資しなければ」

と思ってしまうかもしれません。

でも、他の家庭と自分の家庭では、

  • 収入
  • 家賃・住宅ローン
  • 子どもの人数
  • 教育方針
  • 車の有無
  • 貯金額
  • 今後のライフイベント

が違います。

他人の投資額は、自分の適正投資額ではありません。

③「NISAはお得だから」という理由だけで投資額を増やす

NISAの大きなメリットは、投資による利益が非課税になることです。

だからこそ、

「非課税なんだから、できるだけNISAに入れたほうが得」

と考えがちです。

しかし、投資元本そのものが保証されているわけではありません。

 

投資信託や株式などは価格が変動するため、購入した金額を下回る可能性があります。

そのため、

「非課税だから安全」ではありません。

ここはNISAを始める前に理解しておきたい大きなポイントです。

NISAより先に確保したいお金

では、NISAより先に何を考えればいいのでしょうか。

私は、まず「近い将来使う予定のお金」を確保することだと思っています。

例えば、

  • 毎月の生活費
  • 家賃・住宅ローン
  • 光熱費
  • 食費
  • 保険料
  • 車関連費
  • 税金
  • 子どもの教育費
  • 急な病気やケガへの備え
  • 引っ越しや家電買い替えなどの特別費

などなど。

特に子育て世帯は、子どもの成長に合わせて支出が変わっていきます。

「今は余裕があるから」と投資額を増やしても、

数年後に保育料、習い事、入学費用などが増える可能性があります。

だからこそ、

将来必要になるお金まで、すべて投資に回さない

ことが重要です。

「現金を持っている=投資していないから損」ではない

NISAを始めると、

「銀行口座に置いておくより投資したほうがいい」

と考えてしまうかもしれません。

もちろん、長期的な資産形成を考えるなら、投資を活用することには意味があります。

ただし、現金にも役割があります。

例えば、突然まとまったお金が必要になったとき、現金ならそのまま使えます。

一方、投資資産は売却する必要があります。

そして、そのタイミングで相場が下落している可能性もあります。

だから、

現金=眠っているお金

ではありません。

「使う予定があるお金」「急な出費に備えるお金」を現金で持っておくことも、家計管理の大切な役割です。

NISAはいくらから始めればいい?

では、具体的にいくら投資すればいいのでしょうか。

結論として、万人に当てはまる「正解の金額」はありません。

例えば、

月1万円

年間12万円。

投資初心者が家計を確認しながら始めるには、比較的取り組みやすい金額です。

 

月3万円

年間36万円。

家計にある程度余裕があり、長期的に積立を続けられるなら選択肢になります。

 

月5万円

年間60万円。

年間投資額は60万円になります。

ただし、月5万円を投資しても生活費や貯金に無理がないか確認する必要があります。

 

月10万円

年間120万円。

つみたて投資枠の年間上限と同じ金額です。

ただし、

「つみたて投資枠が年間120万円だから、月10万円投資する」

と決める必要はありません。

月10万円を投資した結果、毎月の生活費が足りなくなったり、貯金が減ったりするのであれば、投資額を下げることも大切です。

NISAの金額は「手取り収入」だけで決めない

投資額を決めるとき、私は「毎月いくら余るか」だけではなく、

年間のお金の流れ

を見ることをおすすめします。

例えば、

  • 手取り収入:30万円
  • 生活費:23万円
  • 特別費積立:2万円
  • 現金貯金:2万円
  • NISA:3万円

という家計なら、NISAは月3万円です。

一方、

  • 手取り収入:30万円
  • 生活費:27万円
  • NISA:5万円

という家計では、毎月2万円足りません。

この場合、

「NISAを5万円続けること」

より、

「家計を黒字にすること」

を優先したほうがいいでしょう。

子育て世帯は「NISA・教育費・現金」を分けて考える

子育て世帯の場合、すべてのお金をNISAに入れるのではなく、目的ごとに分けて考えると管理しやすくなります。

例えば、

お金の目的管理方法の例
毎月の生活費預金
急な出費への備え預金
数年以内に使う教育費預金など
将来の教育費預金+投資など
老後資金NISA+ビットコインなど
余裕資金NISA+ビットコインなど

大切なのは、

「いつ使うお金なのか」

を考えることです。

数年後に使う予定のお金と、20年後・30年後に使う予定のお金では、同じように管理する必要はありません。

NISA貧乏を防ぐ5つのルール

ここまでを踏まえて、NISA貧乏を防ぐためのルールを5つにまとめてみました。

  • NISAは「余裕資金」で行う
  • 生活防衛資金を確保する
  • 近い将来使うお金は投資しすぎない
  • 他人のNISA額と比較しない
  • 生活が苦しくなったら投資額を下げる

ルール1:NISAは「余裕資金」で行う

生活費を削ってまで投資額を増やさない。

まず家計を黒字にすることを優先します。

ルール2:生活防衛資金を確保する

急な出費が発生しても、投資資産を慌てて売却しなくて済むように、現金を確保しておきます。

必要な金額は家庭によって違うため、「何か月分あれば絶対安心」と決めつけず、自分の家計に合わせて考えましょう。

ルール3:近い将来使うお金は投資しすぎない

数年以内に使う予定のお金まで、値動きのある資産に集中させないことが重要✨

ルール4:他人のNISA額と比較しない

「月30万円投資している人」がいても、それがあなたの家庭に適しているとは限りません。

大切なのは投資額の大きさではなく、

家計に無理なく継続できること

です。

ルール5:生活が苦しくなったら投資額を下げる

これが一番大切かもしれません。

「一度決めたNISAの積立額は絶対に変えてはいけない」

というルールはありません。

収入が減ったり、子どもの教育費が増えたり、住宅費が変わったりしたら、積立額を見直してもOK!

NISAは「未来のためのお金」と「今の生活」のバランスが大切

資産形成を始めると、

「将来のお金を増やしたい」

という気持ちが強くなりませんか?

これはとても自然なこと。

私自身も、将来のために資産形成をすることは大切だと思っています。

ただ、子育てをしていると、

「今しかできないこと」

にもお金が必要になります。

 

  • 子どもとの旅行。
  • 家族でのお出かけ。
  • 習い事。
  • 日々の生活を少し楽にするための家電。

こうした支出をすべて我慢して、

「NISAの資産だけは順調に増えている」

という状態が、本当に理想なのでしょうか。

 

資産形成は、将来の生活を豊かにするためのもの。

だからこそ、

今の生活を壊してまで資産形成をする必要はない

と私は考えています。

 

そんな私たち夫婦は、子どもが産まれる前から旅行が好きだったので、一年に数回は旅行に行っています。

今年はお盆休みに、息子の初海外として韓国に旅行に行ってきました♪

 

この旅行で使ったお金をNISAにつぎこめば、将来のお金は少し増えるかもしれません。

でも子供との時間には消費期限があります。

1歳のときのかわいい息子と過ごせるのは今しかないと思い、

私達夫婦は旅行などの経験には思い切ってお金を使うことに決めています✨

その反面、おもちゃや絵本はリユース品ばっかり…

このあたりはまた別記事にしようかと思います。

NISAは「続けられる金額」が一番強い

NISAの魅力は、長期・積立・分散投資を活用しながら、非課税で資産形成を続けられること。

だからこそ、一時的に無理をして大きな金額を投資するより、

家計に無理のない金額を長く続ける

という考え方が大切です。

例えば月1万円でも、月3万円でも、月5万円でも構いません。

大切なのは、

「自分の家計なら、何年続けられるか?」

を考えること。

まとめ

NISAは、資産形成を考えるうえで非常に便利な制度です。

しかし、

「NISAの枠を使い切ること」=「正解」ではありません。

NISA貧乏を防ぐためには、

  • まず家計を黒字にする
  • 必要な現金を確保する
  • 近い将来使うお金を投資しすぎない
  • 他人の投資額と比較しない
  • 無理なく続けられる金額を投資する

ことが大切です。

 

特に子育て世帯は、これから教育費や住宅費、車など、さまざまな支出が待っています。

「将来のために投資すること」と「今の生活を大切にすること」。

どちらか一方ではなく、家計全体のバランスを見ながらNISAを活用することが、

長く続く資産形成につながるのではないでしょうか。

 

NISAは、人生を豊かにするための「手段」。

NISAのために生活するのではなく、豊かな生活のためにNISAを活用する。

私は、そんな資産形成を続けていきたいと思っています。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

  • この記事を書いた人

lily

2020年に夫婦で投資を開始→5年で資産5,000万円達成!現在は1児のママとなり、子育て世帯の資産形成、暗号資産投資について、【シンプル】&【分かりやすく】リアルを発信。 プロフィールを見る

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