「できるだけお金を使わずに、貯金や投資に回したい」
資産形成を考えるようになると、そんな気持ちになることがありませんか?
食費を見直したり、不要なサブスクを解約したり、安い商品を選んだり。
小さな節約を積み重ねることは、家計を整えるうえで大切です。
私も、無駄な支出はできるだけ減らしたいと思い、日々節約を心がけています。
でも、すべての支出を削ればいいとは思っていません。
特に子育て中の今、意識しているのが、
「子どもとの時間や家族の経験には、お金を使う」
ということです。
なぜなら、子どもと過ごせる時間には「消費期限」があるからです。
今回の記事では、我が家のお金の使い道をご紹介したいと思います。
子どもとの時間には「今しかない」がある

子どもが小さいうちは、一緒に出かけることも、
手をつないで歩くことも、親と一緒に遊ぶことも当たり前です。
でも、ずっと同じ状態が続くわけではありません。
少しずつできることが増えて、友達との時間が増えて、
やがて自分の世界を持つようになります。
もちろん、それは子どもの成長として嬉しいこと。
ただ、
「もっと一緒に遊んでおけばよかった」
「もう少し家族で出かければよかった」
と後から思っても、子どもが小さかった頃の時間は、戻すことはできません。
お金は、あとから稼ぐことができます。
貯金も、投資も、これから積み上げることができます。
でも、子どもとの「今」は戻ってきません。
だから私は、資産形成だけを優先して、
今しかできない家族との経験まで削ってしまうのは違うのではないかと思っています。
節約するところと、お金を使うところを分ける
だからといって、
「子どもとの思い出のためなら、いくらでもお金を使おう」
という考えではありません。
むしろ、普段の生活では、できるだけ無駄を減らしたいと思っています。
例えば、
- なんとなく買っているものを減らす
- 外食の回数を見直す
- 使っていないサブスクを解約する
- 必要なものは価格を比較する
- 衝動買いを減らす
- 固定費を定期的に見直す
こうした節約は、これからも続けていきます。
ただし、節約したお金をすべて貯金や投資に回すのではなく、
「家族で経験するためのお金」
も家計の中に残しておきたい。
これが、今の我が家の考え方です。
「安く済ませる」ことだけを目標にしない
家計管理をしていると、
「今月は○万円節約できた」
「去年より支出が○万円減った」
という数字が気になってきます。
もちろん、数字を見ることは大切です。
でも、節約そのものが目的になってしまうと、
「お金を使わないことが正解」
になってしまうことがありませんか?
例えば、家族で旅行に行くと数万円、
場合によってはそれ以上のお金がかかります。
交通費、宿泊費、食事代、入場料などを考えると、
家で過ごすよりもずっとお金がかかります。
「このお金があれば投資に回せるな」
と思うことも正直あります。
それでも、家族で旅行に行ったことで、
子どもが初めて海を見たり、
動物を間近で見たり、
知らない場所を歩いたり、
家族みんなで同じ景色を見たり。
そうした経験には、単純な金額だけでは測れない価値があると思っています。
家族旅行は「浪費」ではなく「経験への支出」
資産形成では、
「消費・浪費・投資」
という考え方をすることがあります。
家族旅行は一見すると「娯楽費」です。
でも私は、子育て中の旅行やお出かけの一部は、
「家族の経験への支出」
と考えています。
もちろん、旅行に行けば必ず子どもの人生が豊かになる、
という意味ではありません。
高いホテルに泊まらなければいけないわけでもない。
遠くへ旅行しなければいけないわけでもないです。
近場の公園に行く。
水族館に行く。
季節のイベントに参加する。
家族で電車に乗って少し遠くまで出かける。
そうした小さな経験も、家族の思い出になります。
大切なのは、いくら使ったかではなく、そのお金で何を得たかなんじゃないかなと。
今の家族との時間も、自分にとって大切な大切な資産です。
子どもと一緒に過ごす時間。
家族で旅行した記憶。
子供と一緒に初めて見た景色。
一緒に食べたもの。
笑いあった時間。
これらは銀行口座の残高には表示されません。
でも、人生を振り返ったときに「お金を使ってよかった」と思える支出になるかもしれません。
「思い出」にも予算をつくる

家族旅行やお出かけにお金を使うと決めても、
予算がなければ使いすぎてしまいます。
そこで、我が家では「使っていいお金」として、
あらかじめ家計に組み込む考え方をしています。
例えば、
毎月の家計
- 生活費
- 固定費
- 貯金
- NISAなどの投資
- 子どもの教育費
- ビットコインなどの資産形成
- 家族の旅行費
というように、最初から「家族で楽しむためのお金」を確保しておきます。
こうすると、
「旅行に行ったから今月は資産形成ができなかった」
という罪悪感も減ります。
最初から予定していた支出だからです。
節約するからこそ、使いたいところに使える

私は「節約」と「お金を使うこと」は反対ではないと思っています。
むしろ、
無駄なところを節約するからこそ、大切なところにお金を使える
と考えています。
例えば、毎月なんとなく使っている数千円を見直す。
使っていないサービスを解約する。
買い物の回数を減らす。
固定費を見直す。
こうした小さな節約を積み重ねることで、
家族旅行やレジャーに使えるお金を作ることができます。
「何でも我慢する節約」ではなく、
「大切なものにお金を回すための節約」
だと節約も楽しくなりますよ。
ただし、家計を苦しくしてまで使わない
ここは大切なポイント。
「子どもとの思い出のためなら、お金を惜しまない」
という考え方が、必ずしも正解ではありません。
家計を圧迫してまで旅行に行ったり、
借金をして高額なレジャーをしたりする必要はないと思っています。
まずは、
生活を維持するためのお金
将来に備えるためのお金
を確保する。
そのうえで、
今の家族との時間に使うお金
を考える。
この順番が我が家には合っています。
旅行も、無理に高い旅行をする必要はありません。
近場に出かけるだけでもいい。
日帰りでもいい。
無料のイベントを利用してもいい。
お弁当を持っていってもいい。
大切なのは「いくら使ったか」ではなく、家族でどんな時間を過ごしたかです。
「もっとお金が貯まってから」では遅いかもしれない
資産形成をしていると、
「もう少しお金が貯まったら旅行しよう」
「投資資産が○万円になったら使おう」
と考えることがありせんか?
もちろん、計画的にお金を使うことは大切ですが、
子どもの成長は待ってもらえません。
「来年行けばいい」
と思っていた場所に、来年は子どもの興味が変わっているかもしれません。
「もう少し大きくなってから」
と思っているうちに、家族全員で出かける機会が減っているかもしれません。
だから私は、
将来のために貯めることと、今のために使うことのバランス
を意識したいと思っています。
我が家が目指したいのは「納得して使える家計」
- 節約
- 貯金
- 投資
- 教育費の準備
これらは、これからも続けていきたいと思っています。
でも、
「資産を増やすために、家族との時間を削る」
というふうにはしたくありません。
目指したいのは、
使わない家計ではなく、使う場所を選べる家計。
必要のないものにはお金を使わない。
でも、家族にとって大切な経験には、納得してお金を使う。
そんな家計を作っていきたいと思っています。
まとめ|お金は「未来」だけでなく「今」にも使う

資産形成をしていると、どうしても「将来のお金」に目が向きます。
- 老後資金
- 教育費
- 住宅資金
将来への備えはもちろん大切です。
でも、子どもと過ごす時間には限りがあります。
お金は、あとから稼ぐことも、貯めることもできます。
一方で、今日の子どもと同じ時間をもう一度過ごすことはできません。
だから私は、
- 節約できるところは節約!
- 将来のためのお金もしっかり準備する。
- 家族旅行や子どもとの経験には、必要な範囲でお金を使う。
この3つを大切にしたいと思っています。
「節約=何も買わない、どこにも行かない」ではありません。
大切なものを守るために、使わないお金と使うお金を選ぶこと。
それが、子育て世帯の家計管理では大切なのではないかと思います。
将来の資産も大切。
でも、今しかない家族との時間も大切。
我が家は、その両方を大切にできる家計を目指していきます。